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伊庭の水辺景観(滋賀県東近江市)

2017/07/23

2015年4月に日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財となりました。

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2015年5月5日撮影。

正厳寺と田舟と水路
「正厳寺と田舟と水路(伊庭の水辺景観)」 カタログNO:shiga_DSC8062。


伊庭城址石垣と水路
「伊庭城址石垣と水路(伊庭の水辺景観)」 カタログNO:shiga_DSC8037 。


 

滋賀県東近江市伊庭町は、琵琶湖の内湖(ないこ)である伊庭内湖の畔から、陸地に向かって縦長に位置します。安土町の繖山(きぬがさやま)の上から近江八幡・東近江市の方向を見ると、伊庭内湖(伊庭川・須田川とも表記)が西の湖と並んでよく見えます。それが私と伊庭の最初の出会いでした。

かつては船が行きかったという、集落の中を水路がめぐる風景は、2015年4月に日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財となりました。伊庭を歩くと、水路とともにたくさんの社寺があることに気づかされます。集落入り口の大濱神社に始まり、湖畔の御旅所(大濱神社・繖峰三神社・望湖神社御旅所)近くの金刀比羅神社に至るまで、集落の歴史とともに培ってきた厚い信仰が感じられました。

謹節館の前にあった案内板によれば、伊庭はもともと皇室の御領で、のちに崇徳上皇から源為義に与えられ、その後近江源氏佐々木氏の傍系である伊庭氏の本拠地となった土地柄で、伊庭の謹節館の前の水路には「伊庭城址石垣」が残っています。また伊庭は連歌師・宗祇法師の出身地と言われています。

毎年5月4日に行われる「伊庭の坂下し祭」は、繖山(きぬがさやま)の山腹にある繖峰三神社(さんぽうさんじんじゃ・伊庭町)から麓にある大鳥居までの急斜面を、若者が三基の神輿を降ろす神事として知られています。実は翌5月5日に、伊庭町の大濱神社仁王堂にて続きの神事が行われています。今回掲載している「伊庭の水辺景観」は、その際に撮影したものです。

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